ヘルペスとは、単純疱疹と帯状疱疹の2つです。症状はウイルスが引き起こし、症状もある程度似ていますが、別の疾患です。
ヘルペスとは、「単純疱疹(たんじゅんほうしん)」と「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」の2つの事です。
いずれもヘルペスウイルスが引き起こし、症状もある程度似ているが、別の疾患です。
一般にはヘルペスは帯状疱疹を指す場合が多いため、しばしば混乱を招く事があるので注意が必要です。
単純疱疹(単純ヘルペス)の症状
古来「熱のはな」と呼ばれてきた皮膚病で、主に顔面、特に口の周囲に出る。
最初は皮膚に赤く変化して、ムズ痒く(またはヒリヒリ)なり、数時間後にはその部分に小水疱が出現する。
水疱は数個がかたまりとなり、次第に大きさを増す。
風邪などの病気や、海水浴やスキーなどの紫外線のストレスが、誘因となりやすい。
再発性であることが特徴で、人によっては毎週のように出る事もあるが、数年間出ないこともある。
そのまま放置しても、水疱がかさぶたに変化して一応は2週間ほどで自然治癒する。
帯状疱疹(帯状ヘルペス)の症状
俗に「ヘルペス」として知られている。
単純ヘルペスとちがい、広い範囲に帯状に発赤と小水疱がでる。必ず体の右または左側だけブロック状に発生し、全身に拡がることは殆どない。
最初の2、3日はピリピリした痛みが先行し、その後水疱が出てくるパターンが多い。
症状は個人差が大きく、水疱もパラパラ程度の人もあれば、非常に多くでる人もある。
一般的には高齢ほど悪化しやすく、治癒が遅れる。
一般に大きな病気を経験したりすると出やすいといわれるが、ちょっとした疲れでも出る場合が多いようである。
この病気で最も困る症状は、痛みである。これも個人差が極めて大きく、ほとんど痛みのないこともあれば、下着の摩擦だけでもピリピリとした目を剥くような激しい痛みに悩まされることがあり、皮膚症状が治っても、なお数カ月以上にわたって痛みが続く場合もある(ヘルペス後神経痛)。
帯状疱疹は全身どこにでも発生するが、目の回りや耳の回りに出ると、角膜を侵したり聴覚・顔面神経に障害を残す場合があるので、眼科や耳鼻咽喉科の診察が必要となることもある。
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